こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 FuelPHPでログの出力先を変更するやり方について丁寧に解説していきます。
デフォルト設定でログが出力される場所については、こちらの記事をご参考ください。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows10 | 
|---|---|
| PHPのバージョン | 8.0.3 | 
| FuelPHPのバージョン | 1.8.2 | 
| XAMPPのバージョン | 8.0.3 | 
この記事ではFuelPHPのプロジェクトは
C:\xampp
に配下に【fuelphp】という名前で配置しています。

Windows10の環境でFuelPHPをインストールするやり方は以下の記事をご参考ください。
ログの出力先を変更するやり方を解説
ログの出力先を変更するには
プロジェクト\fuel\app\config\config.php
のconfigファイルの設定を変更します。

config.phpの中に

| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 | 	/** 	 * ------------------------------------------------------------------------- 	 *  Logging threshold. 	 * ------------------------------------------------------------------------- 	 * 	 *  Can be set to any of the following: 	 * 	 *      Fuel::L_NONE 	 *      Fuel::L_ERROR 	 *      Fuel::L_WARNING 	 *      Fuel::L_DEBUG 	 *      Fuel::L_INFO 	 *      Fuel::L_ALL 	 * 	 */ 	// 'log_threshold'   => Fuel::L_WARNING, 	// 'log_path'        => APPPATH.'logs/', 	// 'log_date_format' => 'Y-m-d H:i:s', | 
という箇所があります。
コメントアウトされているこれらが、ログの設定をする項目です。
設定するものは、以下の2つです。
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| log_path | ログファイルを格納する場所を指定。 指定するパスは相対パスでも絶対パスでも、どちらでも良い。 | 
| log_file | ログを出力するファイル名を指定。 指定なし、またはnullが指定されている場合は「YYYY\MM\DD.php」という形式でログファイルが作成される。 | 
上記2項目のコメントアウトを外して値を設定すれば、指定した場所とファイル名でログの出力先を変更できます。
log_pathでカレントディレクトリを指定した場合は
プロジェクト\public
になります。
この記事では以下のようにログの出力先を設定します。
| 1 2 | 	'log_path'        => './', 	'log_file' => 'test.log', | 
設定が完了したら実行します。
XAMPPでPHPの動かし方についてはこちらの記事をご参考ください。
実行するとconfig.phpで設定した内容でログが出力されていることが確認できました。

まとめ:ログの出力先を変更してみよう!
以上がログの出力先を変更するやり方についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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