こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 SQL Serverで文字数を取得できるLEN関数について
- LEN関数とは
- LEN関数を使ったサンプルSQL
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
使っているSQL Serverの製品 | SQL Server2019 |
SQL Serverのバージョン | 15.0.2000 |
SQL Server Management Studioのバージョン | 15.0.18386.0 |
SQL Server Management Studioの言語 | 日本語 |
LEN関数とは
LEN関数とは、引数に指定された文字列の文字数を返す関数です。
基本的な使い方は以下になります。
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SELECT LEN(【文字列】) FROM 【テーブル名】 |
LEN関数は、小文字大文字関係なく指定された文字列の文字数を返します。
これからLEN関数の細かい点について
- NULLを指定した場合
- 空文字を指定した場合
- 文字列の末尾に空白がある場合
- カラム名について
と順に解説します。
NULLを指定した場合
NULLを指定した場合、エラーとならずNULLが返されます。
空文字を指定した場合
空文字を指定した場合、0が返されます。
文字列の末尾に空白がある場合
文字列の末尾に空白がある場合、末尾の空白は削除された文字列が返されます。
下記画像の【job】列の1レコード目は「高校生」の後ろに7つ空白がありますが、空白が削除されている文字数が返されています。
カラム名について
LEN関数で指定したカラム名は(列名なし)という名前になります。
カラム名を指定したい場合は、AS句を使って指定すればOKです。
AS句についてはこちらの記事をご参考ください。
では、次の章で実際に使ってみます。
LEN関数を使ったサンプルSQL
以下のuserテーブルを使います。
id | name | age | job |
---|---|---|---|
A001 | 田中 | 16 | 1 |
A002 | 鈴木 | 43 | 2 |
A003 | 佐藤 | 22 | 2 |
A004 | 木下 | 17 | 1 |
A005 | 森 | 36 | NULL |
A006 | 四月一日 | 3 | (空白) |
それぞれのカラムの文字数を表示させます。
SQLは以下になります。
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SELECT id, LEN(id) AS id_len, name, LEN(name) AS name_len, age, LEN(age) AS age_len, job, LEN(job) AS job_len FROM [user] |
実行すると、指定した文字数が取得できていることを確認できました。
まとめ:LEN関数で文字数を取得してみよう!
以上がSQL Serverで文字数を取得できるLEN関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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