【SQL Server】小文字から大文字に変換できるUPPER関数を解説します

SQL Server

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。

この記事では、 SQL Serverで小文字から大文字に変換できるUPPER関数について

  • UPPER関数とは
  • UPPER関数を使ったサンプルSQL

と、丁寧に解説していきます。

前提条件:実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS Windows10
使っているSQL Serverの製品 SQL Server2019
SQL Serverのバージョン 15.0.2000
SQL Server Management Studioのバージョン 15.0.18386.0
SQL Server Management Studioの言語 日本語

UPPER関数とは

UPPER関数とは、引数に与えられたカラムの値を小文字から大文字に変換した値を返す関数です。
UPPER関数の使い方は以下になります。

実行すると
SQLServerのUPPER関数を解説
指定したカラムの値を小文字から大文字に変換します。
変換するのは小文字だけなので数字や日本語が含まれている場合、何も変換されません。

上記のサンプルのように、ヘッダーは「(列名なし)」というカラムになります。
UPPER関数のヘッダーに名前を指定したい場合はAS句を使えばOKです。
AS句については、こちらの記事をご参考ください。

では、次の章で実際に使ってみます。

UPPER関数を使ったサンプルSQL

以下のproductテーブルに対して
SQLServerのUPPER関数を解説

product_id product_name customer_id
1 gear 1
2 note PC 1
3 TV 1
  • product_idカラム
  • product_nameカラム

でUPPER関数を使い、小文字だけが大文字に変換されるかを確認します。

SQLは以下になります。

実行すると、数字や大文字は変換されず、小文字のみが大文字に変換できていることを確認できました。
SQLServerのUPPER関数を解説

upper_product_id upper_product_name
1 GEAR
2 NOTE PC
3 TV

まとめ:UPPER関数で小文字から大文字へ変換してみよう!

以上がSQL Serverでカラムの値を小文字から大文字に変換できるUPPER関数についての解説でした!

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

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