こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで変数や配列の要素を削除することができるunset関数について
- unset関数とは
- unset関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境
この記事では、PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
PHPのバージョンは、【7.4.6】です。
unset関数とは
unset関数とは、引数に指定された変数や配列の要素を、削除することができる関数です。
返り値はありません。
使い方サンプルは下記になります。
たとえば上記のunset関数を実行した後に変数testを呼び出そうとした場合
Undefined variableというエラーメッセージが表示されます。
引数は以下のように複数指定することも、変数と配列の要素をごちゃまぜで指定することもできます。
1 2 3 |
$test = 'test'; $test_array = array('hoge', 'hogehoge'); unset($test, $test_array[0]); |
では、次の章で実際に使ってみます。
unset関数を解説するプログラムの概要
unset関数を解説するプログラムでは、
- 変数を削除
- 配列の要素を削除
の2ケースで動作を確認します。
unset関数の実行前で変数と配列の存在を確認し、実行後に指定された変数および配列の要素が削除結果を表示させます。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【usetsample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 |
<?php // 変数を削除した場合 print('■変数の削除を確認<br />'); $orange = 'オレンジ'; print('unset実行前<br />'); if(isset($orange)){ print('変数orangeは存在する<br /><br />'); }else{ print('変数orangeは存在しない<br /><br />'); } unset($orange); print('unset実行後<br />'); if(isset($orange)){ print('変数orangeは存在する<br /><br />'); }else{ print('変数orangeは存在しない<br /><br />'); } // 配列の要素を削除した場合 print('■配列の要素の削除を確認<br />'); $fish_array = array('マグロ', 'サケ', 'アユ', 'タイ'); print('unset実行前<br />'); print_r('<pre>'); print_r($fish_array); print_r('</pre>'); print('<br ><br >'); unset($fish_array[1],$fish_array[3]); print('unset実行後<br />'); print_r('<pre>'); print_r($fish_array); print_r('</pre>'); print('<br ><br >'); ?> |
サンプルプログラムで使用している
- isset関数
- array関数
については、こちらの記事をご参考ください。
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/usetsample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
無事、指定した変数および配列の要素が削除できていることを確認できました!
まとめ:unset関数を使ってみよう!
以上がunset関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
コメント