こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで文字列の先頭と末尾にある空白を削除できるtrim関数について
- trim関数とは
- trim関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
目次
前提条件:実行環境
この記事では、PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
PHPのバージョンは、【7.4.6】です。
trim関数とは
trim関数とは、以下のように引数を指定し、指定した文字列の先頭と末尾から空白を削除した文字列を返す関数です。
第一引数(必須) | 空白を削除したい文字列 |
---|---|
第二引数(任意) | 削除する文字列を指定 |
trim関数は、文字列の先頭と末尾に空白や指定した文字列がある場合は削除した文字列を返します。
なので、文字列の真ん中にある場合は削除されません。
次章から
- 第二引数を設定しない場合
- 第二引数を設定した場合
のそれぞれを解説します。
第二引数を設定しない場合
第二引数を設定しない場合の使い方サンプルは下記になります。
上記のサンプルだと、resultには「test test」という文字列が返されます。
trim関数で削除できる空白とは
文字 | 名前 |
---|---|
「 」 | 半角スペース |
「\t」 | タブ |
「\n」 | リターン |
「\r」 | 改行 |
「\0」 | null文字 |
「\x0B」 | 垂直タブ |
の合計6種類です。
全角スペースは削除されません。
第二引数を設定した場合
第二引数を設定した場合の使い方サンプルは下記になります。
上記のサンプルだと、resultには「test」という文字列が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
trim関数を解説するプログラムの概要
trim関数を解説するプログラムでは、
- パターン1:第2引数を設定しない場合
- パターン2:第2引数を設定した場合
の2パターンでtrim関数を使い、結果を表示させます。
パターン1ではさらに
- 半角スペース
- タブ
の文字列を用意して、結果を確認します。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【trimsample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php print("■パターン1:空白を取り除く<br >"); $empStr = " A B C "; print("半角スペースを取り除く対象:".$empStr."<br >"); print("半角スペースを取り除いた結果:".trim($empStr)."<br ><br >"); $tabStr = "\t\tDE\t\t\t\tF\t\t\t"; print("タブを取り除く対象:".$tabStr."<br >"); print("タブを取り除いた結果:".trim($tabStr)."<br ><br >"); print("■パターン2:指定した文字を取り除く<br >"); $rmStr = "ABC:ABCDEF:ABC"; print("文字を取り除く対象:".$rmStr."<br >"); print("文字を取り除いた結果:".trim($rmStr, "ABC")."<br ><br >"); ?> |
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/trimsample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
ちょっとわかりにくいので、HTMLを表示させて確認します。
先頭と末尾のみから空白または指定した文字列が削除されていることが確認できました!
まとめ:trim関数を使ってみよう!
以上がtrim関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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