こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで配列の要素数を取得できるcount関数について
- count関数とは
- count関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
目次
前提条件:実行環境
この記事では、PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
PHPのバージョンは、【7.4.6】です。
count関数とは
count関数とは、以下のように引数を指定し、配列の要素数を返す関数です。
第一引数(必須) | 要素数を取得したい配列 |
---|---|
第二引数(任意) | 要素数を再帰的に数えるかというオプション |
次章から
- 第二引数を設定しない場合
- 第二引数を設定した場合
のそれぞれを解説します。
第二引数を設定しない場合
第二引数を設定しない場合の使い方サンプルは下記になります。
上記のサンプルだと、resultには2が返されます。
第二引数を設定しない場合の注意点として、配列の中に配列、つまり多次元配列の場合は、その配列は要素の1つとしてカウントされる、ということです、
↓のようになります。
上記のサンプルだと、resultには3が返されます。
第二引数を設定した場合
第二引数には、再帰的に要素数をカウントするモードを指定する
- COUNT_RECURSIVE
- 1
のどちらかを指定します。
指定した場合のサンプルは、下記になります。
上記のサンプルだと、resultには6が返されます。
カウントの仕方は、
↑の通り、配列の中の要素だけでなく、配列自体も1つとしてカウントされます。
では、次の章で実際に使ってみます。
count関数を解説するプログラムの概要
count関数を解説するプログラムでは、
- 一次元配列
- 二次元配列
の2つの配列を用意します。
この2つの配列に対して
- パターン1:第2引数を設定しない場合
- パターン2:第2引数を設定した場合
の2パターンでcount関数を使い、結果を表示させます。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【countsample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php $riverFishArray = array('アユ', 'コイ', 'ブルーギル', 'ブラックバス'); $fishArray = array('タイ', 'カレイ', 'マグロ', $riverFishArray); print('■パターン1:第2引数を設定しない場合<br >'); print('配列riverFishArrayの要素数:'.count($riverFishArray).'<br >'); print('配列fishArrayの要素数:'.count($fishArray).'<br >'); print('<br ><br >'); print('■パターン2:第2引数を設定した場合<br >'); print('配列riverFishArrayの要素数:'.count($riverFishArray, COUNT_RECURSIVE).'<br >'); print('配列fishArrayの要素数:'.count($fishArray, COUNT_RECURSIVE).'<br >'); ?> |
表示する2つの配列は、↓のような構造になっています。
array関数は、配列を初期化できる関数です。
詳細な説明は、こちらの記事をご参考ください。
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/countsample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
第二引数に指定した通りの要素数が取得できていることが確認できました!
まとめ:count関数を使ってみよう!
以上がcount関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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