【PHP】配列の要素数を取得できるcount関数を解説します

PHP

2020.11.052023.03.10

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。

この記事では、 PHPで配列の要素数を取得できるcount関数について

count関数とは
count関数を使ったサンプルプログラム

と、丁寧に解説していきます。

前提条件：実行環境について
count関数とは
1. パターン1：オプション設定なし
2. パターン2：オプション設定あり
count関数を解説するプログラムの概要
PHPサンプルプログラム
実行結果
まとめ：count関数を使ってみよう！

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10
PHPのバージョン	8.0.3
XAMPPのバージョン	8.0.3

PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。

【XAMPP】インストールするやり方を解説します

count関数とは

count関数とは、引数に指定された配列の要素数を返す関数です。

count関数は

オプション設定なし
オプション設定あり

の合計2パターンの使い方があります。
それぞれ解説します。

パターン1：オプション設定なし

オプションを設定しない場合は、単純に配列の要素数を返します。
注意点は配列の中に配列、つまり多次元配列の場合は、その配列は要素の1つとしてカウントされる、ということです、

使い方サンプルは、以下になります。

$hoge = ['緑茶', '紅茶', '麦茶'];
$sample = ['牛乳', 'お茶', $hoge];
$result = count($sample);

$hoge = ['緑茶', '紅茶', '麦茶'];

$sample = ['牛乳', 'お茶', $hoge];

$result = count($sample);

上記の例だと、変数resultには3が返されます。

図解すると、↓のようになります。

パターン2：オプション設定あり

オプションを設定する場合は、配列の要素数を再帰的にカウントして返します。
第二引数に、再帰的に要素数をカウントするモードを指定する

COUNT_RECURSIVE
1

のどちらかを指定します。

使い方サンプルは、以下になります。

$hoge = ['緑茶', '紅茶', '麦茶'];
$sample = ['牛乳', 'お茶', $hoge];
$result = count($sample, COUNT_RECURSIVE);

$hoge = ['緑茶', '紅茶', '麦茶'];

$sample = ['牛乳', 'お茶', $hoge];

$result = count($sample, COUNT_RECURSIVE);

上記の例だと、変数resultには6が返されます。

図解すると、↓のようになります。

配列の中の要素だけでなく、配列自体も1つの要素としてカウントされます。

では、次の章で実際に使ってみます。

count関数を解説するプログラムの概要

count関数を解説するプログラムでは、

一次元配列
二次元配列

の2つの配列を用意します。
この2つの配列に対して

パターン1：オプション設定なし
パターン2：オプション設定あり

の2パターンでcount関数を使い、結果を表示させます。

phpプログラムは

C:\xampp\htdocs

配下に、【countsample.php】というファイル名で格納しています。

PHPサンプルプログラム

<?php
	print('■count関数サンプル<br />');
	$riverFishArray = array('アユ', 'コイ', 'ブルーギル', 'ブラックバス');
	$fishArray = array('タイ', 'カレイ', 'マグロ', $riverFishArray);

	print('・パターン1：オプション設定なし<br >');
	print('配列riverFishArrayの要素数：'.count($riverFishArray).'<br >');
	print('配列fishArrayの要素数：'.count($fishArray).'<br >');
	print('<br >');

	print('・パターン2：オプション設定あり<br >');
	print('配列riverFishArrayの要素数：'.count($riverFishArray, COUNT_RECURSIVE).'<br >');
	print('配列fishArrayの要素数：'.count($fishArray, COUNT_RECURSIVE).'<br >');
?>

<?php

print('■count関数サンプル ');

$riverFishArray = array('アユ', 'コイ', 'ブルーギル', 'ブラックバス');

$fishArray = array('タイ', 'カレイ', 'マグロ', $riverFishArray);

print('・パターン1：オプション設定なし ');

print('配列riverFishArrayの要素数：'.count($riverFishArray).' ');

print('配列fishArrayの要素数：'.count($fishArray).' ');

print(' ');

print('・パターン2：オプション設定あり ');

print('配列riverFishArrayの要素数：'.count($riverFishArray, COUNT_RECURSIVE).' ');

print('配列fishArrayの要素数：'.count($fishArray, COUNT_RECURSIVE).' ');

表示する2つの配列は、↓のような構造になっています。

array関数は、配列を初期化できる関数です。
詳細な説明は、こちらの記事をご参考ください。

【PHP】配列を初期化できるarray関数を解説します

実行結果

XAMPPを起動して、【http://localhost/countsample.php】のURLにアクセスします。

XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。

XAMPPでPHPの動かし方を解説します

PHPのcount関数を解説

オプションの指定あるなしで要素数が取得できていることが確認できました！

まとめ：count関数を使ってみよう！

以上がcount関数についての解説でした！

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