【FuelPHP】コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。

この記事では、 FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡すやり方について丁寧に解説していきます。

前提条件：実行環境について
FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡すやり方を解説
1. コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説
2. 渡された値をビューに表示させるやり方を解説
コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説するプログラムの概要
1. コントローラークラスのサンプルプログラム
2. ビューのサンプルプログラム
実行結果
まとめ：FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡してみよう

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10
PHPのバージョン	8.0.3
FuelPHPのバージョン	1.8.2
XAMPPのバージョン	8.0.3

この記事ではFuelPHPのプロジェクトは

C:\xampp

に配下に【fuelphp】という名前で配置しています。

Windows10の環境でFuelPHPをインストールするやり方は以下の記事をご参考ください。

FuelPHPをWindowsのXAMPP環境にインストールする方法を解説します

FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡すやり方を解説

FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡すやり方を

コントローラーからビューに値を渡す
渡された値をビューに表示させる

とそれぞれの段階でサンプルプログラムをまじえながら解説していきます。

コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説

コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説します。
ビューに値を渡すためにはView::forgeメソッドを使います。
View::forgeメソッドを使うとき

use Fuel\Core\View;

1	use Fuel\Core\View;

の宣言が必要です。
使い方は以下です。

View::forge(【ビューのパス】, 【渡す値】)

1	View::forge(【ビューのパス】, 【渡す値】)

第二引数には連想配列で渡す値を指定します。

サンプルプログラムは以下です。

public function action_test()
{
	$data = array(
		'test' => 'テスト',
		'hogehoge' => 'ほげほげ'
	);
	return View::forge('sample/test', $data);
}

public function action_test()

{

$data = array(

'test' => 'テスト',

'hogehoge' => 'ほげほげ'

);

return View::forge('sample/test', $data);

}

なおarray関数とは、配列を初期化できる関数です。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。

【PHP】配列を初期化できるarray関数を解説します

渡された値をビューに表示させるやり方を解説

渡された値をビューに表示させるやり方を解説します。

ビューに表示させるには、View::forgeメソッドの第二引数に指定した連想配列のキーを指定すれば表示させることができます。
「コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説」から渡されたとして、サンプルプログラムは以下です。

<p><?php echo $test?></p>
<p><?php echo $hogehoge?></p>

1 2	<p><?php echo $test?></p> <p><?php echo $hogehoge?></p>

上記のサンプルだと

テスト
ほげほげ

テスト

ほげほげ

と表示されます。

では、次の章で実際に使ってみます。

コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説するプログラムの概要

コントローラーからビューに値を渡すやり方を解説するプログラムではコントローラーは

プロジェクト\fuel\app\classes\controller

配下にあり、ファイル名を【sample.php】とします。

コントローラから値を受け取り表示するビューは

プロジェクト\fuel\app\views\sample

配下にあり、ファイル名を【show.php】とします。

コントローラとビューを同時に作成するやり方は、こちらの記事をご参考ください。

【FuelPHP】コントローラーを新規作成するコマンドを解説します

コントローラークラスのサンプルプログラム

<?php

use Fuel\Core\View;

class Controller_Sample extends Controller
{
	public function action_show()
	{
		$data = array(
			'apple' => 'リンゴ',
			'watermelon' => 'スイカ',
			'pear' => 'ナシ'
		);
		return View::forge('sample/show', $data);
	}
}

<?php

use Fuel\Core\View;

class Controller_Sample extends Controller

{

public function action_show()

{

$data = array(

'apple' => 'リンゴ',

'watermelon' => 'スイカ',

'pear' => 'ナシ'

);

return View::forge('sample/show', $data);

}

ビューのサンプルプログラム

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>表示サンプル</title>
    </head>
    <body>
        <h1>表示テスト</h1>
        <p>
            apple => <?php echo $apple?>
        </p>
        <p>
            watermelon => <?php echo $watermelon?>
        </p>
        <p>
            pear => <?php echo $pear?>
        </p>
    </body>
</html>

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

<title>表示サンプル</title>

</head>

<body>

<h1>表示テスト</h1>

<p>

apple => <?php echo $apple?>

</p>

<p>

watermelon => <?php echo $watermelon?>

</p>

<p>

pear => <?php echo $pear?>

</p>

</body>

</html>

実行結果

XAMPPを起動して、【http://localhost/fuelphp/sample/show】のURLにアクセスします。
FuelPHPのURLの構造と、XAMPPでPHPの動かし方についてはこちらの記事をご参考ください。

FuelPHPのURLの構造について
【FuelPHP】URLの構造について解説します

XAMPPでPHPの動かし方
XAMPPでPHPの動かし方を解説します

コントローラーで渡した値がビューに表示できていることが確認できました。

まとめ：FuelPHPでコントローラーからビューに値を渡してみよう

以上がFuelPHPでコントローラーからビューに値を渡すやり方の解説でした！

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ではでは～(・ω・)ﾉｼ