こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 SQL Serverで文字列を結合できる+演算子について
- +演算子とは
- +演算子を使ったサンプルSQL
と、丁寧に解説していきます。
前提条件：実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows10 |
|---|---|
| 使っているSQL Serverの製品 | SQL Server2019 |
| SQL Serverのバージョン | 15.0.2000 |
| SQL Server Management Studioのバージョン | 15.0.18386.0 |
| SQL Server Management Studioの言語 | 日本語 |
+演算子とは
+演算子とは、演算子の左辺と右辺を連結する演算子です。
基本的な使い方は以下になります。
|
1 2 |
SELECT 【文字列1】 + 【文字列2】 + 【文字列3】… FROM 【テーブル名】 |
これから+演算子の細かい点について
- リテラル（固定の文言）を指定したい場合
- NULLを指定した場合
- カラム名について
と順に解説します。
引数にリテラル（固定の文言）を指定したい場合
リテラル（固定の文言）を指定したい場合は、リテラルを「’（シングルクォーテーション）」で囲います。
上記の画像のように、固定の文言を指定するすることができます。
NULLを指定した場合
NULLを指定した場合、エラーにはなりません。
しかし、結果がNULLとなります。
NULLを指定する場合は、十分ご注意ください。
カラム名について
+演算子で指定したカラム名は（列名なし）という名前になります。
カラム名を指定したい場合は、AS句を使って指定すればOKです。
AS句についてはこちらの記事をご参考ください。
では、次の章で実際に使ってみます。
+演算子を使ったサンプルSQL
以下のcustomerテーブルを使います。
| id | name | age | job |
|---|---|---|---|
| A001 | 田中 | 16 | 1 |
| A002 | 鈴木 | 43 | 2 |
| A003 | 佐藤 | 22 | 2 |
| A004 | 木下 | 17 | 1 |
| A005 | 森 | 36 | NULL |
| b001 | 林 | 19 | NULL |
| A006 | 四月一日 | 3 | NULL |
- id
- name
- job
を連結し、カラム名は「ユーザー情報」に変更します。
SQLは以下になります。
|
1 2 |
SELECT id + name + job AS 'ユーザー情報' FROM customer |
実行すると、指定した通りに連結できていることを確認できました。
まとめ：+演算子で文字列を連結してみよう！
以上がSQL Serverで文字列を連結できる+演算子についての解説でした！
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽｀*)
ではでは～(・ω・)ﾉｼ
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