【PHP】配列のすべてのキーを大文字または小文字に変換するarray_change_key_case関数を解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。

この記事では、 PHPですべてのキーを大文字または小文字に変換するarray_change_key_case関数について

array_change_key_case関数とは
array_change_key_case関数を使ったサンプルプログラム

と、丁寧に解説していきます。

前提条件：実行環境について
array_change_key_case関数とは
array_change_key_case関数を解説するプログラムの概要
PHPサンプルプログラム
実行結果
まとめ：array_change_key_case関数を使ってみよう！

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10
PHPのバージョン	8.0.3
XAMPPのバージョン	8.0.3

PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。

【XAMPP】インストールするやり方を解説します

array_change_key_case関数とは

array_change_key_case関数とは、引数に指定した配列のキーをすべて大文字または小文字に変換した配列を返す関数です。
数字など英字以外が指定されているキーは、何も変換されません。

array_change_key_case関数の使い方は以下になります。

$sample = array(
	'sample' => 'サンプル',
	'TEST' => 'テスト'
);
$result = array_change_key_case($sample, CASE_UPPER);

$sample = array(

'sample' => 'サンプル',

'TEST' => 'テスト'

);

$result = array_change_key_case($sample, CASE_UPPER);

指定した引数は以下の意味をします。

第一引数（必須）	キーを変換したい配列
第二引数（任意）	変換するのは、大文字か小文字か CASE_UPPER：大文字 CASE_LOWER：小文字デフォルトはCASE_LOWER

第一引数（必須）

キーを変換したい配列

第二引数（任意）

変換するのは、大文字か小文字か

CASE_UPPER：大文字
CASE_LOWER：小文字

デフォルトはCASE_LOWER

上記のサンプルだと、CASE_UPPERを指定しているので変数resultには

Array
(
    [SAMPLE] => サンプル
    [TEST] => テスト
)

Array

(

[SAMPLE] => サンプル

[TEST] => テスト

)

が返されます。

では、次の章で実際に使ってみます。

array_change_key_case関数を解説するプログラムの概要

array_change_key_case関数を解説するプログラムでは

すべて大文字
すべて小文字
ひらがな
数

の4種類のキーを持つ連想配列を作成します。
作成した連想配列に対して

第二引数を指定しない場合
第二引数にCASE_UPPERを指定した場合

の2パターンで実行し、キーの変換ができているかを確認をします。

2パターンともphpプログラムは

C:\xampp\htdocs

配下に、【array_change_key_case_sample.php】というファイル名で格納しています。
PHPのarray_change_key_case関数を解説

PHPサンプルプログラム

<?php
	print('■array_change_key_case関数サンプル<br >');

	$fruits = array(
		'APPLE' => 'リンゴ',
		'orange' => 'オレンジ',
		'ぶどう' => 'ブドウ',
		3 => 'さん',
	);

	print('・変換する連想配列<br >');
	print_r('<pre>');
	print_r($fruits);
	print_r('</pre>');

	print('・第二引数を指定しない場合（小文字に変換）<br >');
	$fruits_lower = array_change_key_case($fruits);
	print_r('<pre>');
	print_r($fruits_lower);
	print_r('</pre>');

	print('・第二引数にCASE_UPPERを指定した場合（大文字に変換）<br >');
	$fruits_upper = array_change_key_case($fruits, CASE_UPPER);
	print_r('<pre>');
	print_r($fruits_upper);
	print_r('</pre>');

?>

<?php

print('■array_change_key_case関数サンプル<br >');

$fruits = array(

'APPLE' => 'リンゴ',

'orange' => 'オレンジ',

'ぶどう' => 'ブドウ',

3 => 'さん',

);

print('・変換する連想配列<br >');

print_r('<pre>');

print_r($fruits);

print_r('</pre>');

print('・第二引数を指定しない場合（小文字に変換）<br >');

$fruits_lower = array_change_key_case($fruits);

print_r('<pre>');

print_r($fruits_lower);

print_r('</pre>');

print('・第二引数にCASE_UPPERを指定した場合（大文字に変換）<br >');

$fruits_upper = array_change_key_case($fruits, CASE_UPPER);

print_r('<pre>');

print_r($fruits_upper);

print_r('</pre>');

実行結果

XAMPPを起動して、【http://localhost/array_change_key_case_sample.php】のURLにアクセスします。

XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。

XAMPPでPHPの動かし方を解説します

PHPのarray_change_key_case関数を解説

■array_change_key_case関数サンプル
・変換する連想配列
Array
(
    [APPLE] => リンゴ
    [orange] => オレンジ
    [ぶどう] => ブドウ
    [3] => さん
)
・第二引数を指定しない場合（小文字に変換）
Array
(
    [apple] => リンゴ
    [orange] => オレンジ
    [ぶどう] => ブドウ
    [3] => さん
)
・第二引数にCASE_UPPERを指定した場合（大文字に変換）
Array
(
    [APPLE] => リンゴ
    [ORANGE] => オレンジ
    [ぶどう] => ブドウ
    [3] => さん
)

■array_change_key_case関数サンプル

・変換する連想配列

Array

(

[APPLE] => リンゴ

[orange] => オレンジ

[ぶどう] => ブドウ

[3] => さん

)

・第二引数を指定しない場合（小文字に変換）

Array

(

[apple] => リンゴ

[orange] => オレンジ

[ぶどう] => ブドウ

[3] => さん

)

・第二引数にCASE_UPPERを指定した場合（大文字に変換）

Array

(

[APPLE] => リンゴ

[ORANGE] => オレンジ

[ぶどう] => ブドウ

[3] => さん

)

第二引数の指定ありなしで、キーが大文字小文字で変換できていることが確認できました。

まとめ：array_change_key_case関数を使ってみよう！

以上がarray_change_key_case関数についての解説でした！

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ではでは～(・ω・)ﾉｼ