【JavaScript】配列の末尾に要素を追加するpushメソッドを解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。

この記事では、 JavaScriptで配列の末尾に要素を追加するpushメソッドについて

pushメソッドとは
pushメソッドを使ったサンプルプログラム

と、丁寧に解説していきます。

前提条件：実行環境について
pushメソッドとは
pushメソッドを解説するプログラムの概要
1. HTMLサンプルプログラム
2. JavaScriptサンプルプログラム
実行結果
まとめ：pushメソッドを使ってみよう

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10

pushメソッドとは

pushメソッドとは、呼び出した配列の末尾に引数の要素を追加し、追加後の配列の要素数を返すメソッドです。

使い方は以下になります。

var sample = [1, 2, 3, 4]
var result = sample.push(0)

1 2	var sample = [1, 2, 3, 4] var result = sample.push(0)

変数resultには5が返され、配列sampleは

[1, 2, 3, 4, 0]

1	[1, 2, 3, 4, 0]

になります。

pushメソッドの引数には複数指定でき、指定した値すべてが呼び出した配列の末尾に追加されます。

では、次の章で実際に使ってみます。

pushメソッドを解説するプログラムの概要

pushメソッドを解説するプログラムでは、

HTML
JavaScript

の2ファイルを使います。

pushメソッドでの追加前後の配列の中身をHTMLに表示させます。

フォルダ構成は以下のようになっています。
pushメソッドを解説するフォルダ構成

HTMLサンプルプログラム

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>pushメソッドサンプル</title>
    </head>
    <body>
        <h2>pushメソッドで追加する前の配列</h2>
        <div id="pushArryBefore"></div>
        <h2>pushメソッドで追加した後の配列</h2>
        <div id="pushArryAfter"></div>
        <h2>pushメソッドで追加後の配列の要素数</h2>
        <div id="pushElm"></div>
        <script src="js\sample_javascript.js"></script>
    </body>
</html>

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

<title>pushメソッドサンプル</title>

</head>

<body>

<h2>pushメソッドで追加する前の配列</h2>

<h2>pushメソッドで追加した後の配列</h2>

<h2>pushメソッドで追加後の配列の要素数</h2>

</body>

</html>

HTMLで外部のJavaScriptを読み込むやり方は、以下の記事をご参考ください。

HTMLで外部のJavaScriptを読み込むやり方を解説します

JavaScriptサンプルプログラム

var animals = ['イヌ', 'ネコ', 'ハムスター']

// 追加前の状態を表示
var pushArryBefore = document.getElementById('pushArryBefore')
pushArryBefore.innerHTML = "[" + animals + "]"

// 要素を追加
var pushNum = animals.push('インコ', 'モルモット')

// 追加後の状態を表示
var pushArryAfter = document.getElementById('pushArryAfter')
pushArryAfter.innerHTML = "[" + animals + "]"

var pushElm = document.getElementById('pushElm')
pushElm.innerHTML = pushNum

var animals = ['イヌ', 'ネコ', 'ハムスター']

// 追加前の状態を表示

var pushArryBefore = document.getElementById('pushArryBefore')

pushArryBefore.innerHTML = "[" + animals + "]"

// 要素を追加

var pushNum = animals.push('インコ', 'モルモット')

// 追加後の状態を表示

var pushArryAfter = document.getElementById('pushArryAfter')

pushArryAfter.innerHTML = "[" + animals + "]"

var pushElm = document.getElementById('pushElm')

pushElm.innerHTML = pushNum

getElementByIdメソッド
innerHTMLプロパティ

については、こちらの記事をご参考ください。

getElementByIdメソッド
【JavaScript】指定したidの要素を取得するgetElementByIdメソッドについて解説します

innerHTMLプロパティ
【JavaScript】HTML要素の取得や書き換えができるinnerHTMLプロパティを解説します

実行結果

作成したHTMLをブラウザで開きます。

JavaScriptのpushメソッドの実行確認

pushメソッドによって、配列の末尾に指定した値が追加できていることが確認できました。

まとめ：pushメソッドを使ってみよう

以上がJavaScriptのpushメソッドについての解説でした！

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ではでは～(・ω・)ﾉｼ