こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 Javaの定数について
- 定数とは
- 定数を使うと便利なケース
- 定数を使ったサンプルプログラム
と、この記事で丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows10 | 
|---|---|
| IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) | 
| IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 | 
| プロジェクト | Javaプロジェクト | 
| SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 | 
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
定数とは
定数とは、一度しか値を代入することができず、変更することができない値のことです。
定数の宣言のサンプルは以下になります。
| 1 | final 型 定数名 = 値; | 
定数は
- すべて大文字
- 単語は_(アンダースコア)で区切る
という命名規則を持っています。
定数に値を代入した後に、また値を代入しようとするとエラーになります。
たとえば
| 1 2 | final int sample = 2; sample = 9; | 
と書いてコンパイルした場合
| 1 | java: final変数sampleに値を代入することはできません | 
と、コンパイルエラーとなります。
定数を使うと便利なケース
定数を使うと便利なケースは、同じ値を何度も使うときです。
たとえば、円の面積を10問計算するプログラムを作成する、となったとします。
その場合
| 1 2 | double area1 = 2 * 2 * 3.14; double area2 = 3 * 3 * 3.14; | 
というのを10個書く、としたら途中で「3.14」を書き間違えてしまう可能性があります。
また、何度も同じ値を使うなら、1箇所で管理しておく方が便利です。
なので、
- 円周率
- 税率
- 何かの判定の基準となる値
というものは定数を使って宣言することをおすすめします。
では、次の章で実際に使ってみます。
定数を解説するプログラムの概要
定数を解説するプログラムでは、定数を使って計算し結果を表示させます。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。

Javaサンプルプログラム
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | package sample; public class Sample {     public static void main(String[] args){         final double PI = 3.14;         int radius = 6;         double area = radius * radius * PI;         System.out.println("半径" + radius + "の面積:" + area);         double circumference = radius * 2 * PI;         System.out.println("半径" + radius + "の円周:" + circumference);      } } | 
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。

| 1 2 | 半径6の面積:113.04 半径6の円周:37.68 | 
定数で計算ができていることが確認できました。
まとめ:定数を使ってみよう!
以上がJavaの定数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
 
  
  
  
  
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