こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、12年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで配列の要素数分繰り返し処理ができるforeach文について
- foreach文とは
- foreach文を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows11 | 
|---|---|
| PHPのバージョン | 8.2.4 | 
| XAMPPのバージョン | 8.2.4 | 
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
foreach文とは
foreach文は、配列の要素を順番に1つずつ取り出して処理を行うことができます。
繰り返し処理は、要素数分行われます。
for文については、こちらの記事をご参考ください。
foreach文は使い方が
- パターン1:値のみの場合
- パターン2:キーと値の場合
の合計2パターンあります。
それぞれ解説します。
パターン1:値のみの場合
使い方サンプルは以下です。
| 1 2 3 4 | $sample = ['aaa', 'bbb', 'ccc']; foreach($sample as $var) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
foreach文内の意味は以下になります。
| 1 2 3 | foreach(【繰り返しを行いたい配列】 as 【要素の値を格納する変数】) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
【要素の値を格納する変数】とは、配列から取り出した要素の値を格納してforeach文内で扱うために宣言するものです。
先ほどの
| 1 2 3 4 | $sample = ['aaa', 'bbb', 'ccc']; foreach($sample as $var) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
だと変数varには
| 繰り返し1回目 | aaa | 
|---|---|
| 繰り返し2回目 | bbb | 
| 繰り返し3回目 | ccc | 
という順番で値が格納されます。
パターン2:キーと値の場合
パターン1と違う箇所は、キーを扱うことができる点です。
使い方サンプルは以下です。
| 1 2 3 4 | $sample = ['A' => 'aaa', 'B' => 'bbb', 'C' => 'ccc']; foreach($sample as $key => $var) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
foreach文内の意味は以下になります。
| 1 2 3 | foreach(【繰り返しを行いたい配列】 as 【要素のキーを格納する変数】 => 【要素の値を格納する変数】) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
パターン1とほぼ同じですが、【要素のキーを格納する変数】が増えています。
この変数は、配列から取り出した要素のキーを格納してforeach文内で扱うために宣言するものです。
連想配列でないただの配列の場合、インデックスが格納されます。
先ほど
| 1 2 3 4 | $sample = ['A' => 'aaa', 'B' => 'bbb', 'C' => 'ccc']; foreach($sample as $key => $var) { 	// 繰り返し行いたい処理 } | 
だと変数keyとvarは
| 繰り返し1回目 
 | 
 | 
|---|---|
| 繰り返し2回目 
 | 
 | 
| 繰り返し3回目 
 | 
 | 
という順番でそれぞれキーと値が格納されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
foreach文を解説するプログラムの概要
foreach文を解説するプログラムでは
- 値のみの場合
- キーと値の場合
の2パターンでforeach文で判定し、結果を表示させます。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【sample.php】というファイル名で格納しています。

PHPサンプルプログラム
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | <?php 	print('■foreach文サンプル<br >'); 	$fruits = array( 		'apple' => 'リンゴ', 		'orange' => 'オレンジ', 		'banana' => 'バナナ' 	); 	print('・値のみの場合<br >'); 	foreach($fruits as $var) { 		print($var.'<br />'); 	} 	print('<br />'); 	print('・キーと値の場合<br >'); 	foreach($fruits as $key => $val) { 		print($key.'=>'.$val.'<br />'); 	} 	print('<br />'); ?> | 
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/sample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。

配列の要素数分繰り返し処理ができていることが確認できました。
まとめ:foreach文を使ってみよう!
以上がforeach文についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
 
  
  
  
  
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