【Git】過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、14年目エンジニアです。

この記事では、 Gitで過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドについて解説していきます。

前提:実行環境

実行環境は以下の通りです。

OS Windows11
Gitのバージョン 2.45.2

過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説

過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説します。
git revertコマンドは、コミットを完全削除するのではありません。
コミットを打ち消すためのコミットを作成します。
なので、履歴には残ります。
git revertコマンドを実行しても、即座にリモートブランチに影響はありません。
もしリモートブランチにも反映したい場合、git pushする必要があります。

では、実際に使ってみます。

  • コマンドプロンプト
  • PowerShell
  • Git Bash

のいずれかをを開きます。
(この記事では、コマンドプロンプトで解説を進めます)
そして、ブランチがある場所まで移動します。
Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説
実行するためのコマンドは

です。
コミットIDは、git logコマンドで確認することができます。
git logコマンドについては、こちらの記事をご参考ください。

では、git logコマンドでコミットIDを確認します。

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説

コミットID「8bfc3368afcaf0a1703cb0c55fa6748e75c504dc」をrevertします。
実行前にコミットID「8bfc3368afcaf0a1703cb0c55fa6748e75c504dc」はどんな修正が入っているのかを確認しておきます。
git diffコマンドを使ってコミット前後を確認します。

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説
「aaa.txt」と「sample.txt」に修正が入っていることが確認できました。
なので今回で言うと、git revertを実行した場合、これらの修正が取り消されたコミットが作成されます。

git diffコマンドで特定のコミット間で変更または削除した行数を確認するやり方については、こちらの記事をご参考ください。

では、revertします。
コマンドは

になります。
実行すると

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説
コミットを打ち消すためのコミットが作成されました。

「aaa.txt」と「sample.txt」を確認してみます。
コミットID「8bfc3368afcaf0a1703cb0c55fa6748e75c504dc」で行われた修正が取り消しされていることが確認できました。

  • aaa.txt

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説

  • sample.txt

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説

git logでも確認してみると

Gitの過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドを解説
取り消すためのコミットが作成されていることが確認できました。

まとめ:過去のコミットを取り消してみよう

以上がGitで過去のコミットを取り消すことができるgit revertコマンドの解説でした!

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

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