【Git】特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、14年目エンジニアです。

この記事では、 Gitで特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドについて解説していきます。

前提:実行環境

実行環境は以下の通りです。

OS Windows11
Gitのバージョン 2.45.2

特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説

特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説します。

  • コマンドプロンプト
  • PowerShell
  • Git Bash

のいずれかをを開きます。
(この記事では、コマンドプロンプトで解説を進めます)
そして、ブランチがある場所まで移動します。
Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説

実行するためのコマンドは

です。
実行すると、自分が今いるローカルブランチに対して指定した【コミットID】の修正を適用させることができます。

コミットIDは、git logコマンドで確認することができます。
git logコマンドについては、こちらの記事をご参考ください。

コマンドの解説では、sample1ブランチにあるコミットをmainブランチにgit cherry-pickコマンドで適用させていきます。
まず、sample1ブランチのgit logコマンドで確認します。

Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説
コミットID「eb9acacd7c7a65a57d0cc91144725de9f9ade37d」をmainブランチにcherry-pickします。
実行前にコミットID「eb9acacd7c7a65a57d0cc91144725de9f9ade37d」はどんな修正が入っているのかを確認しておきます。
git diffコマンドを使ってコミット前後を確認します。

Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説
「bbb.txt」というテキストファイルが新規作成されていることが確認できました。

git diffコマンドで特定のコミット間で変更または削除した行数を確認するやり方については、こちらの記事をご参考ください。

では、cherry-pickします。
自分のローカルブランチをmainに変更します。

Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説
その状態で

のコマンドを実行すると

Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説
指定したコミットを適用させることができます。

ディレクトリを確認すると「bbb.txt」というテキストファイルが新規作成されていることが確認できました。
Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説

git logでも確認してみると

Gitの特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドを解説
cherry-pickした履歴が適用されていることが確認できました。

まとめ:特定のコミットをほかのブランチに適用させてみよう

以上がGitで特定のコミットをほかのブランチに適用させることができるgit cherry-pickコマンドの解説でした!

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

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