TCOについて解説します。情報処理試験で出された問題もまとめました

情報処理技術者試験

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。

この記事では、システムのコストを考えるときによく出てくる、そして情報処理試験にもよく出題されるTCOについて

  • 基本情報
  • 応用情報

に合格した私が、多くの画像を使って丁寧に解説します。
また、情報処理技術者試験で実際に出題された問題もまとめました。

TCOとは

TCOとは、製品やソフトウェアの購入から

  • システムのサポートをするための人件費
  • 維持するためのメンテナンス費
  • 廃棄費用

などなど、そのありとあらゆるすべてのコストの総額のことを指します。
TCOとは、Total Cost of Ownershipの略です。

TCOを具体例を使って解説

TCOを具体的な例を使って説明します。

田中さんがテレビを買って廃棄するまで、でTCOを解説します。

田中さんがとある店員から、テレビを10万円で購入しました。

購入して2年経ったころ、テレビが故障したため田中さんは修理に出すことにしました。
テレビの修理費用は2万円でした。

さらに3年経ったころ、もっと画質が良いテレビが欲しくなったので田中さんは今のテレビを捨てることにしました。
テレビを捨てるためのリサイクル料金は1万円でした。

田中さんのテレビのTCOを計算します。

  • 購入費用:10万円
  • 修理費用:2万円
  • リサイクル料金:1万円

合計、13万円が田中さんのテレビのTCOです。
こんな感じで、TCOとはその製品の購入から廃棄までのありとあらゆる費用の合計の金額です。

情報処理技術者試験で実際に出題されたTCO問題のまとめ

TCOについて解説しました。
この章では情報処理試験で、実際に出題された問題を試験ごとにまとめます。

ITパスポート

初級シスアド平成21年春期 問41

ITパスポート平成27年秋期 問53

ITパスポート令和元年秋期 問96

基本情報技術者試験

基本情報技術者平成15年春期 午前問59

基本情報技術者平成27年春期 午前問58

応用情報技術者試験

応用情報技術者平成24年春期 午前問57

応用情報技術者平成25年春期 午前問57

まとめ:TCOは、購入から廃棄までのありとあらゆる費用の合計

以上がTCOの解説です。
あなたの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。
ではでは~(・ω・)ノシ

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