こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、14年目エンジニアです。
この記事ではDockerのdocker imagesのformatオプションの使い方について、自分なりに調べてまとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
docker imagesコマンドについては、こちらの記事をご参考ください。
前提:実行環境
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows11 |
---|---|
Dockerのバージョン | 28.1.1 |
前提として、この記事で使うイメージの名前は以下になります。
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REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE welcome-to-docker latest 11a7215b0e39 4 months ago 235MB docker/welcome-to-docker latest c1f619b6477e 18 months ago 18.6MB |
docker imagesコマンドのformatオプションについて
formatオプションは、指定したフォーマットでイメージを表示することができるオプションです。
こんな感じに指定すると
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docker images --format "{{.Repository}}→{{.ID}}" |
こういう感じに表示することができます。
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welcome-to-docker→11a7215b0e39 docker/welcome-to-docker→c1f619b6477e |
フォーマットの指定の仕方
formatオプションのあとに「”」でかこみます。
その中で表示したいフィールドの前に「.」を指定して
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{{.Repository}} |
「{{}}」でくくればOKです。
指定できるフィールドを表にまとめてみました。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
Containers | イメージから作成されたコンテナ |
CreatedAt | イメージ作成された日時 |
CreatedSince | イメージを作成してからの経過時間 |
Digest | イメージのダイジェスト |
ID | イメージID |
Repository | リポジトリ名 |
Size | イメージの容量 |
Tag | イメージのタグ |
覚えておくと便利なフォーマットの指定の仕方
この章では、覚えておくと便利なフォーマットの指定の仕方をご紹介します。
テーブル形式で表示
テーブル形式で表示する場合、フィールドの前に「table」を指定し、フィールドとフィールドの間に「\t」を指定すれば、テーブル形式で表示することができます。
コマンドはこんな感じで
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docker images --format "table {{.ID}}\t{{.Tag}}\t{{.CreatedAt}}" |
こういう風に表示できます。
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IMAGE ID TAG CREATED AT 11a7215b0e39 latest 2025-01-03 17:28:50 +0900 JST c1f619b6477e latest 2023-11-08 01:53:10 +0900 JST |
json形式で表示
フォーマットのところに「json」を指定するだけでOKです。
コマンドはこんな感じで
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docker images --format "{{json .}}" |
こういう風に表示できます。
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{"Containers":"N/A","CreatedAt":"2025-01-03 17:28:50 +0900 JST","CreatedSince":"4 months ago","Digest":"\u003cnone\u003e","ID":"11a7215b0e39","Repository":"welcome-to-docker","SharedSize":"N/A","Size":"235MB","Tag":"latest","UniqueSize":"N/A","VirtualSize":"234.8MB"} {"Containers":"N/A","CreatedAt":"2023-11-08 01:53:10 +0900 JST","CreatedSince":"18 months ago","Digest":"\u003cnone\u003e","ID":"c1f619b6477e","Repository":"docker/welcome-to-docker","SharedSize":"N/A","Size":"18.6MB","Tag":"latest","UniqueSize":"N/A","VirtualSize":"18.55MB"} |
まとめ:イメージをいろんなフォーマットで表示してみよう
以上がDockerでdocker imagesコマンドのformatオプションの使い方をまとめてみた!でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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